続・数字で語れないものを届けるために。

数字で語れないものを届けるために数字で語れるようになりたい。

以前、とある書籍を読んで‟なるほど!”と印象に残った本の一文です。

その時のブログのリンクも貼っておきます。

私はFPとして金融商品を扱ってきました。

それらを通してお客様に提供したいことといえば、

将来の経済不安の解消

です。

ただ、商品の性質上、使い方を間違えると逆に不安にさせたり

機会損失につながります。

だからこそ思う事があります。

リスク、リターンを完全にコントロールはできなくとも、
数字で落とし込んだり、リターンやリスクの根拠を示すべきだ。

ということです。

たしかに将来の事は誰にも分からないですが、

それでもできるだけ具体的な数字を用いるべきです。

また、金融商品は

目に見えたり、触ったりできないので
どうしても概念や抽象度の高い話になってしまうのですが、

それでもお客様がイメージしやすいような話し方をする努力を
惜しんではダメではないか?と思います。

背景の理論を勉強しても目先の収益には直結しないので
優先順位は一見すると劣後するように思いますが

信頼されるためには怠ってはいけないのです。

収益のことを考えると営業スキルや反論処理のトークを学んだ方がFPとしては正解のような気がします。

それでもやっぱり自分は金融商品の裏側にある数学に興味あります。

さすがにお客様に共分散や正規分布などの質問は受ける事は滅多にないとは思いますが、聞かれても大丈夫なように準備はしておきます。

とりあえず、証券マン時代を思い出して証券アナリストのテキストを読んでみるか。