数字で考えるという事の意義

数字で語れないものを提供するためには
数字で語らなければならない。

-------------------------------

「徹底的に数字で考える。」という本からの抜粋です。

数字で考えるとは言いながらも難しい数式は一切出てこないので文系で数学苦手の方でも読みやすいかと思います。

-------------------------------

さて、本題。上記の件について。最近読んだ本の中では良いフレーズだと思ったので今日はそれを記事にして紹介します。

仕事を通じて顧客に届けたいものは何でしょうか?

例えば「安心」や「愛」などではないでしょうか?

これらは本来、数値化できないものでそれ自体が尊いです。

しかし、だからこそ数字に強くならなければいけません!

なぜならそれらを提供するためには自分一人では難しく、多くの人の協力が必要だからです。

多くの人を動かすためには数字が必要です。
(説得力やベネフィットなどを見える化するには数字は避けては通れないからです。)

金融商品だって本来は「将来の経済不安の解消」というやすらぎを届けるのが存在価値だと思いますが、

それを提供するためにリスクの大小やリターンの期待値を数字で表さなければなりません。

例えば美容や健康関連でも、一見数字に関係のない業界に見えますが、
有効成分やトレーニングの効果を示す際に絶対に数字は使います。

一方で数字は使い方次第で人を不幸にすることもできます。

なぜなら数字は切り取り方次第で印象を操作できるからです。

したがって受け手側も数字に強くなった方がいいのは言うまでもありません。

とはいえ、「数字」は届けたいものを届けたい人に届けるためには必要な道具です。

数字では表せない「感動」を届けるために数字に強くなりましょう!