「老後○○万円必要です。」にはご注意ください。

 

ご無沙汰しております。

久しぶりに更新してみます。

 

 

 

お金のことを考える際にこんな2つの意見を聞いたことはないでしょうか?

 

 

 

老後の年金はアテにならない時代です。なので時間を使ってつみたてをすることで将来の不安を解消することができます。

 

という一方で

 

いやいや、若いうちから遠い未来の老後を考えるなんてナンセンス。投資は投資できる金額の多寡がものを言う世界。だから若いうちは稼げる自分になろう!

 

 

相反する意見ですが

どっちも正しいです。

 

 

私もFPの仕事を5年ほどやっていますが

 

0対100でこっちが正解とは言えません。

 

 

 

とどのつまり

人によるし、何事もバランスが大事。

と考えてます。

 

 

経済的な不安を解消するには

1、稼ぎを増やす

2、支出を減らす

3、(余った分を)運用する

 

のバランスが大事だと考えてます。

 

確かに投資はロットがものを言う世界です。

ただし、金融リテラシーがないまま所得が増えると晩年、詐欺に合う可能性が非常に上がります。

 

晩年の詐欺被害はリカバリーが聞きにくいです。

 

 

 

なので、稼ぐ過程で金融リテラシーも上げておくべきです。

 

いや、稼ごうと思えば金融のリテラシーも必要になってきます。

 

少なくとも無駄な支出と使うべき支出の感覚は若いうちから養っておくべきです。

 

 

 

ただ、リテラシーを上げようと思えば

「身銭を投げてみる」

しか、本質的な事の理解は不可能です。

 

 

少額のつみたても、それだけで老後不安を解消することを願うよりも

経済の勉強や金融商品の相場観を若いうちから身に着けるという感覚で始めてみるのをオススメします。

 

また、複利のダイナミックさを体感するにはどうしても時間がかかります。

 

 

間違っても

 

「老後○○万円必要といわれているから月々○○円必要ですよ。」

 

と他人からいわれてよく分からない金融商品に投資するのは気を付けてください。

 

 

かくいう私も預金よりも長い目で見たら増えるんだろうな。

という安易な感覚で数年もの間、

 

大して増えない、自分でも良く分かっていない金融商品を

積立していたという苦い思いもあります。(恥)

 

 

 

 

 

 

昨今、「人生100年時代」と呼ばれていますが

 

 

 

○○万円作って老後に取り崩す生活を想定するのではなく、

 

○○万円を元に、年間◇◇万円作るための配当収入の原資にした方が賢明です。

 

前者だと、いつまで生きるかそもそも分からない以上、

どれだけの原資があっても不安な老後を過ごすことになります。

 

 

 

 

 

まとめると

老後○○万円必要だから今、△万円/月を貯めないといけない。

ではなくて

引退時期や必要金額、人によってその捻出方法も異なってきますので

自分に合った手法を取り入れることをオススメします。

 

 

自分に合った手法が分からない。という方は

ぜひ、一度定期勉強会にお越しください。

毎週日曜日に開催しています。

 

 

【 お金の不安が消える勉強会 】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfET5LRLe674mlaeMqm0IJY9qFWMGcx2atww2gjqoQMunij9A/viewform