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さて、最近のニュースを一つ。
≪原油価格の歴史的暴落≫
https://www.bbc.com/japanese/52349897
昨今のコロナ禍の影響で世界的な自粛及びロックダウン（都市封鎖）の影響で1999年以来の
安値を付けているようです。
ロックダウンの影響で人々が移動できず、飛行機が止まっている
↓
ガソリンの原料の原油が供給過多になっている
↓
原油を保管するタンクの容量が限界に達している
↓
その結果、原油の保管に困るので価格が下がる。
（むしろお金を出してでも買ってほしい・・・。汗）
という流れです。
≪これから予想されるシナリオ≫
①産油国（米国、ロシア、サウジアラビア）や原油関連会社の業績が悪化し、株価に影響が出る。ちなみに原油と言えば中東のイメージが強いかと思いますが、シェール革命以降、実は米国が世界最大の産油国です。
②ガソリン価格が下がる。ただし、今回マイナスを付けたのはWTI原油価格の５月限の先物価格のことです。他の取引所ではまだマイナス価格はついておりません。なので、ガソリン代タダになることはないかと思います。
③原油が最も売れるイベントは戦争です。戦争を仕掛ける国が現れるかもしれません。（考えたくないですが・・・）
コロナの影響が様々な所に波及しています。
こういう時こそ投資や資産運用、経済を学ぶにはよいきっかけになるかと思います。