経済指標よりも心理

コロナの影響で将来の経済不安を

抱える方が増え、

ネット証券の口座開設件数が増加しているようです。

(ソース:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20200304.pdf

 

 

 

投資を難しくする要因として

心理面の影響が無視できないと思います。

 

経済のニュース自体よりもある意味では

それが発生した時の我々の心理面の影響が大きいかと思います。

 

 

自分は大丈夫!

 

と私もかつては思っていたことがありましたが

いざそういう事態になると慌てて底値で売ってしまったり

(売るに売れない)塩漬け状態にしてしまったりしたことがあります。

 

 

なんでもそうですが

事前に知っていれば、いざ想定外の事態に巻き込まれても

対処しやすくなります。

 

 

という訳で今回は

投資を始める時に知っておきたい

 

行動経済学(心理学)の代表例をまとめてみました。

 

 

 

 

①利用可能性ヒューリスティック

 

これは

身近な情報やすぐ思い浮かぶ情報をもとに意思決定をしてしまう事

です。

 

例えば身近な人が奨めた銘柄は

成長しそうな気がしてくるような状態のことを指します。

 

合理性に欠いた判断をしやすい状態なので気をつけてください!

 

 

 

 

②損失回避

 

上のグラフを見てください。

人間は利益よりも損失に対する感度が高い。

といえます。

 

 

プロスペクト理論と言ったりもします。

 

 

 

同じ利益よりも同じ損失の方が満足度を示す曲線状では

利益よりも損失の方が大きく感じてしまう

ということも覚えておきましょう。

 

 

 

 

③アンカリング

予め一定の数字を示すことで

何らかの数字や期間を起点として自らの方向に調整

されるバイアス(偏見、先入観)です。

 

ニュースなどで唐突に数字が出てきたら相手がアンカリングを

やってきているかもしれません。(わざとではない場合もあります。)

 

 

 

④ナイトの不確実性

誰も経験したことがなく、確率分布を推測できない不確実性

のことを指します。

 

米国経済学者:フランク・ナイト

という方が理論構築したので

「ナイトの不確実性」といいます。

 

 

 

通常、期待値からの乖離の変動は

リスクとして評価されます。

その確率分布は推測できるのに対して

「ナイトの不確実性」は誰も経験したことがないので

推測できません。

 

 

今回のコロナショックなどは

まさに「ナイトの不確実性」に当たると言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のような

投資には心理上の罠が潜んでいることは知っておきましょう!

 

特に経済危機の時は合理的行動は非常に難しい

という事は忘れずに。

 

 

・売り買いは腹八分目

・命金には手を付けるな

 

 

など、

 

投資の格言も参考にしてみてください。

先人たちの知恵を凝縮しておりますので。

 

(格言集:http://www.jsda.or.jp/jikan/proverb/proverb26.html

 

 

 

危機になる前から事前にルールを決めておきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

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