終身雇用制度が崩壊した世界で思う事

終身雇用の崩壊、年功序列の破綻・・・

直近ではコロナショックによる不況の到来・・・

この流れは今後も不可逆的なものとなるかと思います。

そんな中、副業ブームが到来しており、ネットや巷でも

「副業教えます。」とか

「稼げるあなたになるマインドセットにします。」

と言ったものを見かける事が増えてきています。

「何か始めたいが何をすればいいか分からない。」という方も一定数いると思うのでこういうプラットフォームはもっとメジャーになっていけばいいかと思います。

全て独学でやるよりは習った方が効率的ではあります。

しかし、実際に習う時には注意が必要かなと思いましたので

今日は注意点をまとめてみます!

①「副業(起業の仕方)教えます。」について。

何をすればいいか明確になる反面、分かりやすければやすいほど、具体的になりすぎる。というリスクが生じます。

正解が与えられるので「やるだけ。」となりますが、成功者のノウハウをなぞることになります。

つまり、鋳型にはめる傾向があります。

また、時代のトレンドが変わった時に再現できるかという疑問もあります。

守破離の観点で守の部分が丁寧であるがゆえに、破と離の戦略を描いた上で受講しましょう!

②マインドセット系について。

自己啓発系のセミナーやスピリチュアルな話の場合がこれに当たるかと思います。

こちらは時代を超えた成功者のマインドや普遍的な考え方を学べる一方で、①とは反対に抽象的・概念的な話に終始し、結局自分はどうすればいいのか?が見えにくいかと思います。

社会的に成功をした人の考え方や価値観を学ぶのはそれ自体に非常に価値はあるかと思いますが、学んだだけで高揚感があるので、知っただけで成功できそうな錯覚に陥るリスクは念頭に置いておきましょう!

(これがいわゆるノウハウコレクターですね。)

③私が思う事

以上を踏まえて私が思う事を述べていきます。

・誰かの後追いで終始すると大成はできない。
・破と離を見据えて、ニッチだけど活躍できそうなポジションを見つける。
・結局のところ、成功法則は「人による」ので最後の最後は自分で考えて導くしかない。(そのための勉強の手段は何でもいいかと思います。)
・抽象的な話は他人には伝わりにくいので、想いを具体的に伝える技術は必要

「副業って何をすればいい?」

の質問に対しては

「(探す手伝いはできるけど)それを見つけて選ぶのは自分しかできない。」

それが嫌だというのであれば、時給制の仕事が副業の手段としては最適かと思います。