アービトラージ
という言葉をご存知でしょうか?
日本語で「裁定取引」と言ったりします。
金融の言葉のようですが、意味は
(Wikipediaより)
金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引のこと。
ある場所では豊富に存在していて安い商品が、ある場所では極めて貴重で高値で取引されていたとする。その事実を知っていれば、安いところで買い、高いところに持って行って売るだけで、利益を得ることが可能となる。
とのことです。
要はせどりと同じ意味です。
ちなみに金融の裁定取引とはこんな感じです。
ある時点で商品Aの現物価格が100円、3ヶ月先の先物価格が120円だったとする。 裁定取引では安いほうを買って高いほうを売るから、この場合は現物を買って先物を売ることになる。
先物価格は、3ヵ月後の清算日には現物価格と一致する。
3ヵ月後に商品Aが140円になっていたら、
- 現物取引 140円-100円=+40円
- 先物取引 120円-140円=-20円
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合計 20円の儲け
一方、3ヵ月後に商品Aが80円になっていても、
- 現物取引 80円-100円=-20円
- 先物取引 120円-80円=+40円
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合計 20円の儲け
なんでアービトラージの話をしたかと言いますと
ある分野でナンバーワンやオンリーワンになる事は
大抵の人にとって難しいですが、
アービトラージの考え方を持って自分を見てみると
今いる分野ではありふれた技術しか持ち合わせていないとしても、
分野を変えることで一気に希少性が高まり、
その結果、オンリーワンやナンバーワンになれるかもしれません。
という事を言いたいのです。
19世紀のゴールドラッシュの際にも
金を掘りに行った人よりも
その人たちに向けて、ジーンズやショベルなどを販売した方が
財を築いたという事もあります。
今いる分野でナンバーワンやオンリーワンになれそうになければ
今ある能力や技量でも希少性を発揮できる場所を探してみる勇気も時には必要かなと思ってます。
実際、私もマネースクールって言ってますが
一般の個人トレーダーに対して株やFXの儲け方ではなく、
本質的には資本家のマインドセットや
資本家になる思考法が本丸だったりします。
トレーダーとしては私自身が凡庸なので
株式投資を教えてたりもしますが、ありふれた手法しかできません。笑
あと、セミナー形式ではなく、マンツーマン形式でやってます。
(あまりお金の学校でマンツーマンのところはないかなと思います。)
これも一つのアービトラージではないでしょうか?